今日はPerfume結成10周年メジャーデビュー5周年の記念Live@東京ドームの日です。朝から新幹線に乗って秋葉原をうろうろしてから東京ドームに到着です。ドームの周りは開演30分前になっても黒山の人だかりです。DONも列に並んで何とか会場内に入ります。


以下はネタばれありです。ツアーじゃないから許してね。
席はレフト側外野スタンド、レフトポールの裏あたりです。アリーナには、センター側奥にステージがあって、「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」のモニュメントが置かれています。そのステージからホームベース付近まで花道が伸びています。また、それと直角にライト側からレフト側へも花道が延びていて、巨大な十字を作っています。それぞれの花道の先端には小さな丸いステージがあります。そして花道が交差する場所には大きな丸いステージがあります。その上には白いカーテンがピラミッド状にぶら下がっていて「0」の文字が浮かんでいます。
会場は開演前から熱気がこみ上げてきていて、すでに手拍子が鳴っています。そして客電が落ちると大歓声です。そんな中、花道の先端のステージから、純白のウエディングドレスを着た3人がせり上がってきて登場です。そしてセンターステージへと歩いていき最後は白いピラミッドの中に入ってライブスタートです。
「シークレットシークレット」イントロが流れ始め、会場が騒然とする中、ピラミッドが消えて、中から蛍光色の衣装に着替えた3人が登場です。ブラックライトが当たると蛍光色が浮かび上がります。
「不自然なガール」センターステージが1mほど上昇していき、その上でのダンスと曲です。
「GAME」会場のスクリーンに「GAME」の文字が浮かぶと会場はさらにヒートアップです。3人は花道の上を動くステージに乗って移動しながら歌います。ライトサーベルの振り付けも健在です。
「ワンルーム・ディスコ」再びセンターステージに戻ります。あーちゃんの叫び声が会場をさらに盛り上げます。
センターステージでご挨拶です。
「みなさんこんばんは。改めて自己紹介します。3人合わせてPerfumeです。本日は『Perfume LIVE@TOKYO DOME 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』にお越しくださいましてありがとうございます。東京ドームライブです。もうほんとにすごく大きいです。もうドキドキが止まらない。今日のために、いい日をすごせるように考えてきました。製作に入ったのが7月か。4ヶ月ぐらいこのライブのことを考えて過ごしてきました。こうして5万人も私たちのことを見たいと思っていてくれる人がいてくれて。今日は祝日じゃん。その祝日を私たちのために使ってくれる人が5万人もいてくれてすごくうれしいです。」
「ああ10年か、と思うとすごい長く感じるけど、10年目にこんな素敵なステージに立てて、なんか出来過ぎてるなと思うし、皆さんに支えられてここまでやってこれたんだなと思います。今日は夢のステージなので楽しんで帰らんと。楽しい日にしましょう。」
「皆さん元気ですか。昨日のリハから楽しかったですね。いないお客さんをあおりつつニヤニヤニヤニヤと。何がそんなに楽しいんじゃろ。皆さんも同じ気持ちで楽しんでくれたらなと思っています。」
「ドームの真ん中で飲む水は格別ですわ。」
「最初は5万人も集まるじゃろかと思っとったけど、チケットも完売して、ありがとうございます。」
「ドーム広いけど近くに行きますね。」
ということで、観客とトークです。
「メガネ男子多いね」
「ちっちゃい子がいるよ。」
「コスプレしてきてくれた人いっぱいいるよ。」
「さっきから中田さんコスプレがいっぱいいるんよ。」
「10才はアクターズスクールに入った年ですね。最近一番楽しいことは?今!」
「今日は人数多いんでブロックごとに分けて名前をつけました。こちらにんじんチーム。こちらはたまねぎチーム。そして間がじゃがいもチーム。やっぱりカレー好きでしょ。みんなでひとつになれるという。お肉はみんな好きでしょ。お肉っていったら全員で『お~にく~』ね。お肉コールハンパない。」
「中田さんがおる。松葉づえの人?中田さんには似てないよね。ちょっとクオリティがね。」
「じゃあ、曲行きましょうか。次はちょっとラブい曲たちを集めてみました。」
ということで、
「ナチュラルに恋して」
「love the word」
「I still love U」
「575」
と続きます。生のラップもなかなかかっこいいです。センターステージが上がったり下がったり、2段の階段状になったり、結構凝っています。そしてセンターステージの中央からステージ下に下がっていったん退場です。
会場には中田さんのテクノポップが流れます。そして3人が着替えて思い思いの場所に現れます。今度はグリーンを基調にした衣装です。曲に合わせてダンスです。
「VOICE」
「コンピューターシティ」
「エレクトロ・ワールド」
昔からの曲には会場はの乗りも高まります。
「ありがとうございました。踊ったねー。楽しいな。あーちゃんはティンカーベル、のっちはピーターパンね。かしゆかはスカートがキャベツじゃ。」
「かしゆかはちょっと髪なおしに行きました。私はどう?ぐっちゃぐちゃ。」
「うちに鳩が住んでるんですよ。都会は木がないんじゃね。巣がこんな小さなものしかないんじゃよ。まぁ巣は置いといて、網戸に毛がいっぱい付くんですよ。でヒナがかえって巣立ったんで、これで片付けられるねって掃除をしたんですよ。で鳩界にはネットワークがあって『西脇さんちは住みやすいよ』ってことになって、また来たんですよ。で、洗濯物を干そうと外へ出たら鳩がパタパタパタと飛んでいくんですよ。あいつら宿貸してやってるのに脅かしてやんの。ぬくみずき?あ室外機ね。室外機の裏に巣があるんですよ。でもドームで鳩の話をするなんてかっこいいよね。5万人に話したらすっきりした。」
「ゆかちゃん今日は何食食べた?」「2食です。昨日は6食食べました。」
「じゃ次の曲いきましょ。もう話し過ぎてしまうんで、さっきから耳に『巻きで巻きで』って入ってきてるし。じゃあいい感じの曲を」
ということで
「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」
「Dream Fighter」
「この時間が来ました『PTA』のコーナー。みんなの声が聞きたーい。」
「男子。女子。そうでない人。めがね。コンタクト。裸眼。今日のコンサートをチョーチョーチョー楽しみにしてきた人。にんじん。たまねぎ。じゃがいも。おーにくー。」
「ほー。ほー。ほっほー。ほっほー。ほっほっほー。ほっほっほー。上の歯下の歯前歯奥歯しゅりしゅりしゃかしゃかしゅりしゅりしゃかしゃかしゅわー食べたらみがく約束げんまん。」
「ウルトラソウル、ウルトラソウル、ウルトラソウル、ウルトラソウル。すごーい」
「動きいきます。手振って手振って。上下上上下上下下。バイバイバイバイ。グルグルグルポン。」
「ここにパワーが溜まってきただろう。知ってる人しかわからない。」
「つぎ。グーチョキパーチョキチョキチョキチョキチョキ。」
「親指人差し指中指のこの曲。出すだけ。」
「結構動いたねー。炭酸飲みたいな。開けて欲しいなあーちゃんに。(ちょっとだけ『Lovefool』)飲むペプシNEX。」
「ジェニーはご機嫌ななめ」先端のステージからリフトが5mほど上がってその上で歌います。一気に距離が縮まります。恒例の掛け声もかかります。
「コンピュータードライビング」ゆれてイントロだけ。
「Perfume」3人が台車に載って、会場をぐるぐる回りながら、サインボールを会場に投げ込みます。
「チョコレイト・ディスコ」これも掛け声の定番ですね。会場全体から「ディスコ!」の声が響きます。
「puppy love」5万人でで上下上上下上下下。
「wonder2」「最後の曲です。みんなで一緒に歌ってください」ラーラーラーラー。
3人が一旦ステージ裏に入ります。会場ではアンコールの手拍子が続きます。ドームということでウェーブも起こります。ウェーブなんて久々に見ました&参加しました。やっぱりドームといえばウェーブですね。
3人が再び登場です。ニューシングルのジャケットの衣装です。
「ありがとうございます。皆さん来てくださって本当にありがとうございます。みんな優しいしいい顔してるし終わりたくないね。」
「わざとらしい言葉じゃなくて、ほんとに夢見てるみたい。うれしいです。」
「もうアンコールなんですね。いつもあっという間だなと思うほど楽しくて、さらにお客さんが入ったらまだ会ったばかりでこれからライブが始まるんじゃないか、と思うほどほんの一瞬に感じてしまって、楽しい時間はあっという間に感じちゃってもったいないな。でも5万人の皆さんと楽しい時間を過ごせてうれしいです。これからもまだまだがんばっていくので、これからもPerfumeをよろしくお願いします。」
「ほんとにうれしいです(あーちゃん号泣)。21歳で結成10周年なんて苦労人じゃね、って言われるけど、無駄な時間なんてひとつもなかったし、目標に向かって前向きな3人はずっと変わってないし、今日このステージにかしゆかとのっちと一緒に立ててることがすごいうれしいです。」
「東京ドームライブ去年の末にお願いしたんですけど、東京ドームってなかなか取れなくて、言うのが遅いよってスタッフさんに言われて、でも今年中にやりたいですってお願いしたら、スタッフさんががんばってくれて、今日こんないい日を取ってくださいました。ほんとにスタッフさんたちにも感謝です。」
「家族も友達も見に来てくれているし、何よりも私たちを愛してやまない皆さんも来てくれていて、ほんと最高なステージに立たせてもらって、もうすごいうれしいです。この気持ちを伝えきれないぐらい感謝の気持ちでいっぱいです。」
「さあ、アンコールももらったしね。まず顔ふこう。」とセンターステージで3人でメイク直しです。
「私たちPerfume12月10日にニューシングルが出ます。」「ちがうちがう。」「あ11月だ。も一回いこう。」「一応取り直しておこう。」「私たちPerfume11月10日にニューシングルが出ます。タイトルは『ねぇ』。今回もNATURAL BEAUTY BASICのCMになっています。CM見てくれた人?うそーみんなじゃない?みんなテレビ家にあるんじゃね。テレビがあるのが普通と思っちゃいけんよ。ただ地デジが来年からじゃね。じゃあアナログはもう来年までか。早く替えんと。その『ねぇ』です。サビの『アルゴリズム体操』みたいなふりが特徴的かな。みんな知らない?知ってるよね。あれです。高速ステップぜひご注目ください。」
というわけで、
「ねぇ」生の高速ステップはさすがPerfumeといった感じです。
「次が最後の曲です。次の曲は私たちに大きなチャンスをくれた曲です。この曲のチャンスを掴んだときのような11年目を送りたいと思い最後の曲にしました。思いをこめて送ります。」というわけで最後の曲
「ポリリズム」センター側では花火が上がり、アリーナには銀テープが打ち上げられ会場中に飛び散ります。
歌い終わるとセンターステージの真ん中から下に下がっていってお別れです。
「ありがとうございました。それではPerfumeでした。また会いましょう。幸せだったよー」
再びピラミッド状に布が降りてきて、今度は「11」の文字が浮かび上がります。
素晴らしい3時間でした。はるばる来てよかったです。10周年だからといって、あるいは東京ドームだからといって、肩肘を張らず、いつも通りの愉快で、かっこいい3人に会えて楽しかったです。曲も新曲もありライブでおなじみの曲もあり、5万人がまるでライブハウスにいるように盛り上がりました。
11年目はどんなスタートを切って、どんな年になるでしょうか。Perfumeは今まで以上に盛り上げてくれると思います。ぜひツアーもやって欲しいし、アルバムも出して欲しいし、充実した日々を過ごしてほしいです。
スタッフの皆さん、中田ヤスタカさん、MIKIKO先生、もっさん、参加された皆さん、そしてPerfumeの3人、お疲れ様でした。ありがとうございました。
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